岩田智子 錆化粧 広口花器
埼玉県行田市で作陶されています、岩田智子さんの作品です。
岩田さんの作品はほとんどが手捻り(紐状の粘土を積み上げてかたちを作っていく技法)によって生み出されているため、全てが1点ものになります。
作品のラインナップは、何度も焼成を繰り返しマットで金属質な黒色を作り上げた『炭化』、化粧土を使って絵を施した『錆毛化粧』、自然の植物の灰を使用して独自の緑のガラス質が美しい『灰釉』の3つです。
以前は絵を描かれていた岩田さん。
絵画から土への興味が強まり陶芸へと転向されたそうです。
細部まで意識のめぐらされた作品のフォルム、土や釉薬の質感を追求した作品は他に類を見ないものばかりです。
■サイズ:直径 90mm × 高さ 152mm
■重量:約 390g
■質感:マット / 土の細かなザラつき
■電子レンジ:✕ / 食洗器:✕ / オーブン:✕
<岩田智子 / Tomoko Iwata>
1977年 埼玉県生まれ
2000年 沖縄県立芸術大学美術工芸学部絵画専攻 卒業
2006年 常滑市立陶芸研究所 修了 / 愛知県常滑市にて製作
2008年 埼玉県行田市に築窯