先週はお休みを利用して『フランス人間国宝展』へ。
東博は少し久々で、平成館で開催している『運慶展』が相変わらずものすごく混んでいるので心配でしたが、こちらは空いていて見やすかったです。
東博自体には何度も足を運んでいるのですが表慶館は初めてかもしれません。
建物自体も装飾や使われている素材などが贅沢で、今回の展示場所としての相性はとても良いと思います。
フランスの人間国宝にあたる「メートル・ダール」。
傘や扇、紋章彫刻やエンボスなどのジャンルがあったり、とても若い世代の方が受賞していたりと、日本の人間国宝と違った点が多く面白かったです。傘や扇のデザインの自由さは刺激的でした。
こちらは今週末(11/26)までです。
そのあとは東洋館で中国・韓国の美術品を。
やはりどうしてもこっちを観る方に時間を使ってしまうようです。
写真は明代の景徳鎮の水差しと、2世紀頃の南朝鮮の壺。
どの時代にもそれぞれ良さがあって面白かったです。
何度観に行っても毎回発見があるので、良いものが多くある博物館にはとても助けられています。
東博の企画展にいらした際にはぜひ寄ってみてください。