4月は陶芸家・梶原妙子さんの当店の初個展を開催いたします。
佐賀県佐賀市にて作陶される梶原さんは、ろくろを使わず、板作りや手びねりの技法によってうつわを形づくります。
こうして生まれる造形は、独自の輪郭を持ちつつ、どこか柔らかな空気をまとっています。
うつわの表面に化粧土を打ち付ける「粉打ち」という技法は、土そのものの質感を際立たせ、静かでありながら力強い表情を生み出します。
落ち着いた色合いの釉薬を施した作品も手がけられており、シンプルでありながら奥行きのある美しさが魅力です。
今回はたくさんの作品を作っていただきました。
ぜひ御覧ください。
<梶原妙子 / Taeko Kajihara>
1967年 京都市に生まれる
1990年 京都市立芸術大学卒業
1995年 佐賀県唐津市にて独立
2019年 佐賀市にて作陶
@taegon516 | #梶原妙子