船木さんは、木地に直接漆を塗り、砥粉を蒔いて付着させる「薪地漆」の技法を作品に用いております。
作品の黒色はまさに「漆黒」という言葉が相応しい、隙のないダークな黒。
薪地の凹凸感によって生まれる陰影の強弱をダイレクトに感じとることができます。
彫刻のような重厚感のある色とフォルムに対して、木地の軽やかさの驚きをぜひ体験していただきたいです。
松岡ようじさんは丸みを帯びた柔らかなフォルム、しっかりとした重心感、少し琥珀色が入ったガラス、それぞれが調和したやさしい雰囲気のうつわを作られています。
今回は主に小さめのグラス、片口やカラフェなどなどです。
作品の写真と詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.maholo.net/shop/category/?ite
<船木智仁 / Tomohito Funaki>
2015年 富山工業建築科卒業
2017年 職藝学院家具大工コース卒業
2017年 shimoo design入社
2021年 Tomohito Woodworks
@tomohito_funaki
<松岡ようじ / Youji Matsuoka>
1967年 広島県生まれ
1990年 多摩美術大学 卒業
1993年 山梨県足和田村大嵐に工房を設立
2003年 静岡県小山町湯船に工房を移転
2009年 神奈川県大和市に工房を移転