粉を纏ったようなざらりとした質感。
蓋物や角皿、台皿にカップなど、同じ技法を通じながらも、それぞれに異なる形と存在感を持った作品たちが、静かに並んでいます。
手びねりや板作りによってかたちづくられたうつわは、土の肌理や焼成の揺らぎがそのまま現れ、時間の流れすら取り込んでいるような佇まいです。
展示も終わりに近づいてきましたが、作品はまだしっかりご覧いただけます。
受注生産のご相談も引き続き承っておりますので、まとまった数をご希望の方もどうぞ。
常設からは荒川蓮太郎さんや奥泰我さんの器ご覧いただけます。
オンラインショップの方では、Keicondoさんや吉田欣司さんの作品を中心に掲載していますので、ぜひそちらもご覧ください。
会期最後の一日、どうぞゆっくりとお楽しみいただけたら幸いです。
本日は11:00〜18:00でお待ちしております。
【梶原妙子 個展 『土の余白』】
2025/4/12(土) ~ 4/20(日)
平日 12:00~18:00
土日祝 11:00~18:00
休業日 | 4/15(火), 4/16(水)
作家在廊予定日 | 4/12(土)
<梶原妙子 / Taeko Kajihara>
1967年 京都市に生まれる
1990年 京都市立芸術大学卒業
1995年 佐賀県唐津市にて独立
2019年 佐賀市にて作陶
@taegon516 | #梶原妙子
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[Taeko Kajihara Solo Exhibition “Spaces in Clay”]
April 12 (Sat) – April 20 (Sun), 2025
Hours:
Weekdays 12:00–18:00
Weekends & Holidays 11:00–18:00
Closed: April 15 (Tue), April 16 (Wed)
Artist in Attendance: April 12
<Taeko Kajihara>
1967 Born in Kyoto
1990 Graduated from Kyoto City University of Arts
1995 Began working independently in Karatsu, Saga
2019 Established her studio in Saga City
Maholo – Japanese Tableware & Crafts 〒222-0011 2-8-20 Kikuna, Kohoku-ku, Yokohama, Kanagawa, Japan TEL: 045-402-5211
色と色、かたちと質感の境目を、まるで光で縫い合わせるように。
ガラス作家・キムドンヒさんの個展を、4月26日(土)より開催いたします。
キムさんは、フュージングと吹きガラスを組み合わせた独自の技法で制作を行っています。 ひとつひとつのガラス片から色と模様を生み出し、それらを組み合わせて板状に焼成。 さらに吹きガラスで立体へと成形し、サンドブラストでマットな質感に仕上げた後、丹念に磨きをかけて作品が完成します。
色面が重なり合う様や、光を透かしたときの美しさは、韓国の伝統的な布細工「ポジャギ」を思わせる趣もあります。 ガラスという素材から生まれるやわらかな色彩の重なりと繊細な表情をどうぞご覧ください。
春の光のなか、色彩とフォルムの縫い目を探しに、ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。
【キムドンヒ 個展 『光を縫う ~Sewing the Glass~』】
2025/4/26(土) ~ 5/5(月祝)
平日 12:00~18:00
土日祝 11:00~18:00
休業日 | 4/29(火), 4/30(水)
作家在廊予定日 | 4/26(土)
<キムドンヒ 金東希 / Donghee Kim>
1989年 韓国晶原市生まれ
2014年 神戸芸術工科大学 卒業 / 武蔵野美術大学大学院 入学
2016年 武蔵野美術大学大学院 卒業 / 富山ガラス工房 所属
2021年 埼玉県にて工房を構える
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[Donghee Kim Solo Exhibition – “Sewing the Glass”]
April 26 (Sat) – May 5 (Mon, National Holiday), 2025
Weekdays: 12:00–18:00
Weekends & Holidays: 11:00–18:00
Closed: April 29 (Tue), April 30 (Wed)
Artist in attendance: April 26 (Sat)
<Donghee Kim / 金東希>
Born 1989, Jeongwon, South Korea
2014: Graduated from Kobe Design University / Entered Musashino Art University Graduate School
2016: Graduated from Musashino Art University Graduate School / Joined Toyama Glass Studio
Since
2021: Working from her studio in Saitama, Japan
Maholo – Japanese Tableware & Crafts
〒222-0011
2-8-20 Kikuna, Kohoku-ku, Yokohama, Kanagawa, Japan
TEL: 045-402-5211
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会期後半とはいえ、うつわの種類はまだまだ豊富にご覧いただけます。 日々の食卓に自然と馴染む小皿や鉢、端正な四方皿やふたものなど、ひとつひとつに微妙な違いがあるので、手に取って比べていただくのも楽しい時間です。
中でもおすすめはポット。 丸みのあるフォルムと持ちやすいバランス、注ぎやすさも考えられた細部の作りに、梶原さんの丁寧な手仕事が感じられます。
粉打のシリーズは、赤土や黒土など内側の土の違いによって表情も様々です。 表面の質感と内側の色合いの対比も含めて、ぜひ実物を見比べながら選んでいただきたい作品群です。
週末に向けて、お時間ありましたらどうぞお立ち寄りください。
【梶原妙子 個展 『土の余白』】
2025/4/12(土) ~ 4/20(日)
平日 12:00~18:00
土日祝 11:00~18:00
休業日 | 4/15(火), 4/16(水)
作家在廊予定日 | 4/12(土)
<梶原妙子 / Taeko Kajihara>
1967年 京都市に生まれる
1990年 京都市立芸術大学卒業
1995年 佐賀県唐津市にて独立
2019年 佐賀市にて作陶
@taegon516 | #梶原妙子
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[Taeko Kajihara Solo Exhibition “Spaces in Clay”]
April 12 (Sat) – April 20 (Sun), 2025
Hours:
Weekdays 12:00–18:00
Weekends & Holidays 11:00–18:00
Closed: April 15 (Tue), April 16 (Wed)
Artist in Attendance: April 12
<Taeko Kajihara>
1967 Born in Kyoto
1990 Graduated from Kyoto City University of Arts
1995 Began working independently in Karatsu, Saga
2019 Established her studio in Saga City
Maholo – Japanese Tableware & Crafts 〒222-0011 2-8-20 Kikuna, Kohoku-ku, Yokohama, Kanagawa, Japan TEL: 045-402-5211
初日から多くの方にお越しいただき、作品に静かに触れ、じっくり選んでくださる光景が続いています。
展示は引き続きたっぷりの内容でご覧いただけますので、これからのご来展もゆっくりお楽しみいただけたらと思います。
また、会期中は一部の作品について受注制作も承っております。 同じシリーズで枚数を揃えたい方や、贈りものに考えている方も、お気軽にご相談ください。
写真でご紹介しているのは、粉打や化粧、錆のような質感を生かした独特の表情が印象的な作品たち。
皿や鉢、リム付きの小さなプレート、フタ付きの容れ物など、かたちのバリエーションも豊富です。
硬質で落ち着いた質感のなかに、どこか柔らかな余白が感じられる、梶原さんならではの佇まい。
日々のなかで使いながら、ふと手を止めて眺めたくなるような器が揃っています。
また、現在オンラインストアでは、前回の展示会のKeicondoさん、吉田欣司さんのうつわを販売しております。 前回会場に足を運ぶのが難しかった方も、ぜひそちらからご覧いただけたら嬉しいです。
梶原さんの展示は4/20(日)まで。 後半もどうぞよろしくお願いいたします。
【梶原妙子 個展 『土の余白』】
2025/4/12(土) ~ 4/20(日)
平日 12:00~18:00
土日祝 11:00~18:00
休業日 | 4/15(火), 4/16(水)
作家在廊予定日 | 4/12(土)
<梶原妙子 / Taeko Kajihara>
1967年 京都市に生まれる
1990年 京都市立芸術大学卒業
1995年 佐賀県唐津市にて独立
2019年 佐賀市にて作陶
@taegon516 | #梶原妙子
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[Taeko Kajihara Solo Exhibition “Spaces in Clay”]
April 12 (Sat) – April 20 (Sun), 2025
Hours:
Weekdays 12:00–18:00
Weekends & Holidays 11:00–18:00
Closed: April 15 (Tue), April 16 (Wed)
Artist in Attendance: April 12
<Taeko Kajihara>
1967 Born in Kyoto
1990 Graduated from Kyoto City University of Arts
1995 Began working independently in Karatsu, Saga
2019 Established her studio in Saga City
Maholo – Japanese Tableware & Crafts 〒222-0011 2-8-20 Kikuna, Kohoku-ku, Yokohama, Kanagawa, Japan TEL: 045-402-5211
木材の選定から仕上げまで一貫して自身の手で行い、彫刻的な造形と漆による仕上げが魅力の吉田欣司さんの作品。
用の美を備えつつも、ただの器にとどまらない存在感があり、空間に静かに佇むその姿には、どこか工芸を超えた彫刻のような力強さがあります。
今回は、繊細な刃跡とフォルムの美しさが際立つ定番の黒漆・白漆の作品に加え、栃の木の木目を活かした拭き漆寄りの鉢や皿など木の種類も様々な作品がございます。
陶芸家・Keicondoさんとの2人展『fusion』。
オンラインにて販売中のKeiさんの陶器のうつわと合わせて、素材の違いを楽しみながらお選びいただければと思います。
どちらの作品も2週間程度の期間限定販売となります。
気になる方はお早めに。
ぜひゆっくりとご覧ください。
<Keicondo / ケイコンドウ>
1981年 茨城県笠間生まれ
2006年 茨城県窯業指導所 成形・釉薬 修了
2007年 ボリビア国へ陶磁器隊員
2009年 笠間市にて独立
<吉田欣司 / Kinji Yoshida>
1986年 大阪府生まれ
2012年 ICSカレッジ・オブ・アーツ卒業
2016年 京都府亀岡市にて独立 | 主にオーダー家具を制作
2020〜2023年 県立施設にて木工指導員、里山コーディネーターとして活動
2023年 作家活動開始
2024年 大阪府箕面市に工房移転
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<Keicondo>
1981 Born in Kasama, Ibaraki Prefecture
2006 Completed training in ceramics and glazing at Ibaraki Prefectural Ceramic Institute
2007 Served as a ceramics volunteer in Bolivia
2009 Established his own studio in Kasama, Japan
<Kinji Yoshida>
1986 Born in Osaka Prefecture
2012 Graduated from ICS College of Arts
2016 Established his own studio in Kameoka, Kyoto, primarily producing custom furniture
2020–2023 Worked as a woodworking instructor and Satoyama coordinator at a prefectural facility
2023 Began full-time work as an independent artist
2024 Relocated his workshop to Minoh, Osaka
Cook by Ayako Miyajima
Maholo – Japanese Tableware & Crafts 〒222-0011 2-8-20 Kikuna, Kohoku-ku, Yokohama, Kanagawa, Japan TEL: 045-402-5211