設営作業もいよいよ追い込みに入り、今日も新しい作品が到着する予定です。
展示スペースには、2人の作家が手がけたガラス作品たちが次々と揃い、特別な空間が形作られつつあります。
明日11月23日(土)から始まる「ENTRO glass studio 比嘉奈津子・津波古亜希 二人展 『はだける』」では、沖縄を拠点に活動する2人のガラス作家による作品を間近でご覧いただけます。
神奈川での展示は非常に貴重な機会です。
比嘉さん(ENTRO glass studio)のランプ作品は、光が通るたびに浮かび上がる繊細な模様や質感が見どころです。
DMの写真の作品とも異なるその佇まいは、昼夜を問わず空間に優しいアクセントを添えてくれます。
津波古亜希さんのシーサー作品は、ガラスという素材では極めて珍しいもので、特にパート・ド・ヴェール技法を用いた作風が注目ポイントです。
繊細で独特な質感を持つこの作品は、柔らかな青をまとい、沖縄の文化的象徴を新たな形で表現しています。
繰り返しになりますが、初日にご来場予定の方は、事前に入場に関する注意事項をご確認のうえお越しください。
明日は天候も穏やかで、展示日和となりそうです。寒さが増してきましたので、ぜひ暖かくしてお出かけください。
たくさんの個性あふれる作品とともに、皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
●初日のご入場・ご購入につきまして●
初日のご入場は、午前10時より店舗前にて入場順を決める抽選を行います。
店舗周辺は住宅地ですので、それ以前の時間にお並びいただくことはご遠慮ください。
ご入場は1回につき5名様までとし、順次入れ替え制でご案内いたします。
店内での滞在時間は、お一組様あたり約30分を目安にご協力をお願いいたします。
作品のご購入に関して、同じ作品を複数の方が希望された場合は、入場順が早い方を優先とさせていただきます。
また、初日の抽選でご入場されたお客様は、1アイテムにつき2点までの購入制限を設けさせていただきますが、総数に制限はございません。
当日は店内での作品や展示の撮影はご遠慮ください。
抽選終了後のご入場は、並び順でご案内いたします。
2日目以降は通常通りのご入場となり、購入制限もございません。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
【ENTRO glass studio 比嘉奈津子・津波古亜希 2人展 『はだける』】
2024/11/23(土) ~ 12/1(日)
平日 12:00~18:00
土日祝 11:00~18:00
休業日 | 11/26(火), 11/27(水)
作家在廊予定日:比嘉さん 11/25(月)
<ENTRO glass studio 比嘉奈津子 / Natsuko Higa>
1982年 沖縄県名護市生まれ
2004年 倉敷芸術科学大学工芸学科ガラスコース卒業
2010年 神奈川県の伊藤賢治氏に師事
2014年 沖縄県名護市にて「ENTRO glass studio」設立
@entro_glassstudio | #ENTROglassstudio #比嘉奈津子
<津波古亜希 / Aki Tsuhako>
1981年 沖縄県南城市生まれ
2011年 東京ガラス工房研究所 研究科課程 修了
2011年 10月に南城市にGlass studio 亜sian.h 設立
@aki_tsuhako | #津波古亜希 #亜sianh
前回醤油差しをご紹介しました『廣田硝子』は明治32年(1899年)、東京墨田区で創業した老舗ガラスメーカーです。
硝子の食器や瓶、照明傘等の硝子製品が急速に広まった時代から現在に続く歴史のあるメーカーならではの「大正浪漫」や「昭和モダン」といった当時のデザインを復刻するラインナップが多くあります。
『廣田硝子』はシリモレしない「すり口のしょうゆ差し」を開発した元祖でもあります。1970年代、科学担任教師の示唆により、実験用の点滴ビンの機能に着目し、画期的な「すり口のしょうゆ差し」を日本国内で発売しました。
画期的な商品ではあったものの、当時特許は取得しておりませんでしたので、類似商品が多々出回っておりますが、廣田さんはそういったことも含め業界に貢献できたとおっしゃっています。
今ではよく見かける「すり口のしょうゆ差し」。その元祖となったのメーカーの商品をぜひお手にとって体験していただきたいです。
『廣田硝子』の商品一覧はこちら