岐阜県多治見市、美濃焼の伝統工芸士の”明楽寺窯” 三浦繁久さんの市松柄の角小鉢です。
全体に厚めにかけられた鼠志野釉がポッテリとした手のぬくもりを感じさせます。お洒落で繊細な市松模様のデザインが、なんとも言えない可愛らしい角小鉢です。
三浦繁久 鼠志野市松角小鉢
■サイズ 65mm × 65mm × 高さ 40mm
こちらの汁椀は、明治創業の山中塗 我戸幹男商店のSINAFU プレーンです。
「しなふ」とはしなやかに曲がる、しなやかに垂れるの意味。
なんとも癒されるフォルムの器に仕上がっています。
扱う手指をしなやかに見せることで、盛り付けを美しく美味しさが伝えられます。
この汁椀は、トチの美しい木目を際立たせるウレタン仕上げになっています。
高度なろくろ挽きの技術を受け継いできた、山中から生まれたおもてなしの器です。
design by 大森 謙一郎/KENICHIRO OOMORI MOVING DESIGN
SINAFU 汁椀 プレーン 栃 ウレタン仕上げ
■サイズ
直径 110mm × 73mm
信楽で作陶されている堂本正樹さんの緑青洋風スクエア皿です。
灰色と緑の間のような独特な色調で、表面はマット仕上げでザラっとした風合いです。
使いやすいサイズ感のおすすめの一枚です。
堂本正樹「緑青洋風スクエア皿」
■サイズ 175mm × 175mm × 高さ 20mm
美濃焼の女流陶芸家、和田一人さんの作品です。
豪快な紅白の椿の絵付けは色鮮やかで、まるで一枚の絵画を見ているようです。
上絵付けに五彩を用い、凹凸のある盛絵の具をワンポイントで使用し、立体感を出しています。
素焼きの後白化粧して焼き、その後絵付けを重ねるごとに焼成の回数が増えていく、手間ひまかけられた逸品です。
和田一人「色絵椿片口平鉢」
■サイズ 240mm × 250mm × 高さ 65mm
福岡の上野焼の窯元で作陶されている熊谷雅博さんの丸台皿です。
江戸時代、遠州七窯の一つである上野焼。熊谷さんはご自身の”うつわ工房”を開き、伝統的な部分を残しながら自由なスタイルの作品を作られています。
こちらの黒釉かいらぎ皿は一尺の大皿で、フラットな台皿とフチありの平皿のリバーシブル仕様となっており、非常に使い勝手の良いカタチの一品です。
熊谷雅博「黒釉かいらぎ丸台皿」
■サイズ直径 300mm × 高さ 17mm