福岡の上野焼の窯元で作陶されている熊谷雅博さんの浅鉢です。
熊谷さんの作品は多彩な技法で複数のラインナップがありますが、こちらはゴス線のシリーズで、表面はツルッとしていますが、掻いたような線描きが施されています。
高台の無いフラットプレートですので、和食にはもちろん、洋風なオードブルなどにも活躍します。味わいも高級感あります。
サイズも普段使いにも便利な一枚です。
熊谷雅博「灰刷毛五寸浅鉢」
■サイズ:縦 125mm × 横 245mm × 高さ 5mm
■質感:ツルツルしています。
本日は以前ご紹介しました多治見にて活動されている作家の藤内紗恵子さんの別の作品をご紹介いたします。
碧くガラスのような透明感のある表面に細かな貫入が入った平皿で、澄んだ海を想像させる美しい一枚です。
藤内さんがコンセプトとされている「日常を華やかにする器」の心がよく表されています。
色味はブルーとグリーンがあり、繊細なグラデーションを感じることができます。
藤内紗恵子「貫入五寸平皿」ブルー・グリーン
■サイズ:直径 150mm × 18mm¥3,780(税込)
少しずつ肌寒い日が増えまして、そろそろ温かい飲み物を飲む機会も増えて来る時期になってきました。
今回は信楽にて作陶されている大原拓也さんのマグカップのご紹介します。
黄味がかった粉引をベースに、側面には着色した泥しょうを塗り付けたオリジナルの仕上げが施されています。マットな質感で触り心地もとってもよくて、口当たりの良い薄作りの軽い仕上げになっています。
表面はツヤはなくマットな仕上がり、信楽の土ならではの「ざらつき」が味です。カラーは緑と黄色があり、どちらも温かみのある色味で、これからの季節にぴったりです。
大原拓也「塗分マグ 黄・緑」
■サイズ:直径 95mm ×125mm × 高さ 67mm
■質感:しっとりマットな仕上がり
¥2,700(税込)
前回のおうちマグと同じ作家さん、山本尚子さんの豆皿を紹介します。こちらは秋らしい木褐色の地色に、点と線で描かれた木の実の絵柄が描かれています。
前回のマグカップもそうですが、山本さんの絵付けは細い線で描かれた独特なものが多いのですが、不思議と奇抜さはなく、他のお皿や料理とも相性が良いです。
重さも軽く、食卓が明るくなるかわいらしい一枚です。
山本尚子「黃釉 木の実豆皿」
■サイズ:直径 95mm × 高さ 10mm
■質感:凸凹があります。
信楽で作陶されている山本尚子さんのマグカップを紹介します。
ひとつひとつ轆轤引きで作られ、おうちの絵柄も全て手書きです。
とても軽量で約170cc入るので使いやすいです。
単にかわいらしいだけではなく、土や釉薬の味わいがしっかり感じられる不思議なバランス感で、夜、寝る前や仕事の最中に心がほっとするようなカップです。
なにより「おうちマグ」という作品名がとても気に入っています。
山本尚子「粉引 おうちマグ」
■サイズ:直径 80mm × 105mm× 高さ 75mm
¥2,592(税込)