木工旋盤という機械を用いて木材を回転させ、ノミで削り出していく「ウッドターニング」という手法で木のうつわを作られています。
今回は桜の木をメインに、「鉄錆染め」という鉄錆の含まれる液体に漬け込み、木に含まれるタンニンを反応させて黒く仕上げる手法を使い、深い色味に仕上げていただいています。
仕上げは天然由来のオイルを使って仕上げております。
そのため、漆やミツロウなどよりも木そのもの自然な触り心地で、素材の温かみを感じます。
前田さんの木のうつわは、他の素材と同様に様々なお料理を載せ、中性洗剤で洗ってご使用いただけます。
使っていくうちに木目が浮き出てきたりと、自然の変化をお楽しみいただけます。
プロフィールのリンク欄よりオンラインショップへリンクいただけます。
よろしくお願いします。
【大和田友香・前田洋 2人展『be in harmony』】
2022/09/23(金) ~ 10/2(日)
平日 12:00~18:00
土日祝 11:00~18:00
休業日 | 9/27(火), 9/28(水)
<前田洋 / Hiroshi Maeda>
1975年 奈良県生まれ
1998年 創形美術学校 卒業
2010年 木工旋盤加工に取り組む
2012年 前田洋工作室 設立
@hiroshi_maeda.woodturning
大和田さんは、優美で大らかな造形とモノトーンを中心とした美しい色使いのうつわを作られています。
とても優しい印象ですが、半磁土を使っていることもありシャープで洗練された一面も同時に兼ね備えています。
今回の作品は主にマットな「白」、緑系の「深碧」、加えて去年の展示ではまだ無かった「薄桜」と「白縹」のシリーズが加わっています。
「薄桜」と「白縹」はどちらも親しい釉薬で、緑とも近いグレーの釉薬が美しく、深く溜まるとガラス質の艶が生まれます。
マットに仕上がる部分もあり、細かな結晶が美しいです。
「薄桜」の方は少しだけピンク系の色味が外側に入り、「白縹」は縁のほうが白いものになります。
「白」「深碧」とも相性の良い魅力的な釉薬ですので、ぜひご覧ください。
プロフィールのリンク欄よりオンラインショップへリンクいただけます。
【大和田友香・前田洋 2人展『be in harmony』】
2022/09/23(金) ~ 10/2(日)
平日 12:00~18:00
土日祝 11:00~18:00
休業日 | 9/27(火), 9/28(水)
<大和田友香 / Yuka Owada>
1991年 茨城県生まれ
2014年 東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科 卒業
2016年 茨城県立 笠間陶芸大学校 入学
2018年 茨城県立 笠間陶芸大学校 卒業 / 陶ism 2018 一般投票部門 大賞
@yukaowada_ceramics
兵庫県姫路市にて制作されている金工作家の三輪周太郎さんの作品を本日の18:00よりオンラインショップにて販売開始いたします。
丁寧な手仕事による銀細工のカトラリー、銅・真鍮・アルミなどの金属を使ったお皿などを作られいます。
ひとつひとつ手で叩かれて生まれる作品はとても洗練された美しい形をしています。
銀製のカトラリーはまるでシルバーアクセサリーのような特別感があり、小さめの作品が多いながらもしっかりとした佇まいです。
写真と詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.maholo.net/shop/category/item/brand/metal/miwashutaro/
<三輪周太郎 / Shutaro Miwa>
1978年 姫路市生まれ
1996年 日本宝飾クラフト学院基礎コース入学
1997年 大谷宇司氏に師事
1999年 独立後、全国のクラフト展等に出展
2016年 黒川禄郎賞受賞
陶芸の街、益子にて活動されている吉田丈さん・樋口早苗さんご夫妻。
弊店では4回目の展示となります。
樋口さんはタイルのような細かなモザイク柄や、可愛らしい動植物の文様を1つ1つ手描きで施すとても手の掛かる手法で美しく、物語性の高い作品を作られています。
吉田さんは出土品のような質感のブロンズとゴールド、遺跡の壁のようなホワイト、鮮やかなトルコブルー。それぞれのシリーズを使い分けたオリエンタルな作風が魅力的です。
今回からは『色』をテーマにした新作に取り組まれております。
展示会の度に新しく変化するお二人の魔法をぜひ御覧ください。
https://www.maholo.net/shop/category/item/special/yoshida-higuchi/
<吉田丈 / Joe Yoshida>
1980年 北海道生まれ
2003年 宇都宮大学卒業
2007年 栃木県窯業技術支援センター終了 / 益子町にて独立
2010年 益子陶芸展 入選 / 県展(栃木県)奨励賞
<樋口早苗 / Sanae Higuchi>
1972年 埼玉県生まれ
1993年 都内アパレル会社企画部勤務
2000年 文化学院芸術専門学校 陶磁器科卒業 / 益子の製陶所勤務
2005年 益子にて独立
自身で漉いた和紙を竹や木地に貼り、天然染料や漆を使って強度や風合いを出す「一閑張」という手法を使った作品です。
砥粉を混ぜた白漆を使用した「白蒔地」、顔料を加えた「青蒔地」「黒蒔地」、そしての鹿児島の火山灰を使用した「灰蒔地」などがございます。
4/28(木)の18:00から販売開始です。
こちらからお写真と詳細をご覧いただけます。
https://www.maholo.net/shop/category/item/brand/paper/hayamizukeiichiro/
同じタイミングで奥泰我さんのガラス作品も販売開始予定です。
よろしくお願いします。
<早水恵一郎 / Keiiichiro Hayamizu>
鹿児島生まれ / 多摩美術大学卒
岐阜の美濃にて手漉き和紙の工程を学んだ後、地元の鹿児島にて紙漉きを始める。