
降幡未来さんのグリーンの釉薬は、正直とても写真におさめるのが難しいです。 「緑」とひとことで言っても、艶やかで深みがあり、時に鮮やかに、また時に黒に近いほど暗く、光によってまったく異なる表情を見せてくれます。
1,2枚目の写真は、あえて暗めの光で撮影した降幡さんのプレートとボウル。
実際の雰囲気に少しでも近づけたらと思い掲載していますが、やはり実物の美しさは格別です。
オンライン掲載中の中では、マグカップの方が色味の再現度が高いかもしれません。
3枚目は後藤奈々さんのうつわ。淡いブルーホワイトの中に、ところどころ現れる鉄粉の景色がやさしく、涼しげな印象を残します。
4枚目は泉澤千景さんのガラス作品たち。 透明感のある淡い色合いがガラス棚の中で静かに揺らぎ、夏の空気によく似合っています。
オンラインストアにはまだまだご紹介しきれない作品もたくさんございますので、ぜひご覧ください。
【夏期営業について】 現在、実店舗は平日お休みです。 今週は 8/2(土)・3(日)のみ営業いたします。
<後藤奈々 / Nana Goto>
1982年 新潟県生まれ。
京都で学び、笠間焼の窯元を経て、現在は地元・新潟で作陶。
@nanagoto7 | #後藤奈々
<泉澤千景 / Chihiro Izumisawa>
1993年 岡山県生まれ。
東京と武蔵美で学び、2025年に長野県富士見町へ工房を構える。
@izumisawa_glass | #泉澤千景
<降幡未来 / Miki Furuhata>
1987年 長野県生まれ。
染織を学んだ後、陶芸へ。現在は長野を拠点に活動。
@miki_furuhata | #降幡未来

饗庭三七子さんの黒いガラスと、荒川蓮太郎さんの盆皿。
後藤洋平さんの涼やかな皿も並びます。
ひととき、涼を感じにいらしてください。
<饗庭三七子 / Minako Aiba>
1994年 愛知県生まれ。
モノトーンを基調としたガラス作品を手掛ける。
@aiba.minako | #饗庭三七子
<荒川蓮太郎 / Rentaro Arakawa>
1983年 東京都立川市生まれ。
独自の技法で漆を重ね、静かな存在感を湛える木工作品を制作。
@rentaro_arakawa | #荒川蓮太郎
<後藤洋平 / Yohei Goto>
1983年 新潟県生まれ。
富山でガラスを学び、現在は藤ガラス工房にて制作。
涼やかな色合いのガラス作品が特徴。
@gotoyohei_ | #後藤洋平 #YoheiGoto

週末の8/2(土)・3日(日)は通常通り営業いたします。
現在、後藤奈々・泉澤千景・降幡未来3人展『葵月』の作品を、オンラインストアにて作品販売中です。
後藤奈々さんのうつわは、定番の白いの作品に加え、今回はやわらかな薄緑のシリーズもございます。
結晶の美しさが際立ちつつも、料理を引き立ててくれる穏やかな色合いで、食卓にやさしく寄り添います。
泉澤千景さんはパート・ド・ヴェールというガラス技法を用い、霧のように淡く幻想的な質感のうつわを。
降幡未来さんは釉薬の重なりから生まれる奥行きある色合いで、季節の気配を映すような作品を届けてくれました。
店舗でも、オンラインに掲載中の作品をご覧いただけます。
ぜひ、それぞれの世界をごゆっくりとお楽しみください。
<後藤奈々 / Nana Goto>
1982年 新潟生まれ
2005年 京都府立陶工高等技術専門校成形科修了 / 茨城県笠間焼窯元・桧佐陶工房に勤務
2008年 新潟に戻り、築窯
@nanagoto7 | #後藤奈々
<泉澤千景 / Chihiro Izumisawa>
1993年 岡山県生まれ
2015年 東京ガラス工芸研究所 応用科卒業
2015~2025年 HALI`S GlassArtStudio 入社
2023年 武蔵野美術大学 造形学科 工芸工業デザイン学部 修了
2025年 長野県富士見町に個人工房を構える
@izumisawa_glass | #泉澤千景
<降幡未来 / Miki Furuhata>
1987年 長野県生まれ
2011年 京都造形芸術大学 染織テキスタイルコース卒業
2017年 多治見市陶磁器意匠研究所 卒業
2019年 長野県へ拠点を移す
@miki_furuhata | #降幡未来

メインテーブルには、荒川蓮太郎さんの漆器、奥泰我さんのガラス、饗庭三七子さんのガラスなど、さまざまな作品が並びます。
写真1枚目は、奥泰我さんの軽やかなガラスとともに、荒川蓮太郎さんの漆器を組み合わせています。
表情豊かな漆の肌が、ガラスの透明感を静かに引き立てます。
2枚目には、饗庭三七子さんのガラス作品を。黒に近い深い色合いの中に、揺らぎのある模様が浮かび上がり、独自の存在感を放ちます。
奥さん、饗庭さんの作品はオンラインからもご購入いただけます。
荒川さんの作品は現在オンライン販売の準備中です。
また、開催中の三人展「葵月」の出品作品をオンラインでご覧いただけますので、ぜひ合わせてご覧ください。
暑さが続きますが、お近くの方はぜひ涼みにいらしてください。
土日にお待ちしております。
<奥泰我 / Taiga Oku>
1986年 香川県生まれ
2009年 倉敷芸術科学大学 芸術学部 卒業
2010年 株式会社黒壁入社 ブロースタジオチーフ
2019年 Rie Glass Garden 入社
2022年 工房を立ち上げ 独立
@taiga_oku / #奥泰我
<荒川蓮太郎 / Rentaro Arakawa>
1983年 東京都立川市生まれ
1988年 静岡県南伊豆町へ移住
1997年〜2012年 バンド活動でベースや作曲を担当、各地へ旅に出る
2012年 昭島市にて工房を設立、独学で木工をはじめる
2016年 古物の使い込まれた漆器に出会い漆をはじめる
@rentaro_arakawa | #荒川蓮太郎
<饗庭三七子 / Minako Aiba>
1994年 愛知県生まれ
2016年 名古屋芸術大学 工芸領域卒業
2017年 関東にて工房勤務
2021年 新世紀工芸館 研修修了
現在は愛知県を拠点に活動を行う
@aiba.minako | #饗庭三七子
次回の営業は 8月2日(土)、3日(日) です。お出かけの際はご留意ください。
オンラインショップでは、先日まで開催していた 3人展『葵月』の作品を掲載・販売中です。
会期中に足を運べなかった方も、ぜひこの機会にご覧いただけたらと思います。
実店舗でもオンライン掲載中の作品はご覧いただけます。
今回の展示会の作品以外のものもお出しできますのでお気軽にお声がけください。
後藤奈々さんのうつわは、整ったフォルムに柔らかな白が溶け合い、結晶や線模様がそっと浮かび上がります。 手にしたときの滑らかさや光の映り込みに、丁寧な手仕事が感じられます。
泉澤千景さんは、ガラスの粉や粒を焼成する「パート・ド・ヴェール」という技法で制作されています。 淡い色調とマットな質感が独特の空気感を纏ううつわは、光を包み込むようにやさしく佇みます。
降幡未来さんの作品は、重なりあう釉薬のにじみや揺らぎが印象的。 移ろう季節や風景を映しとるような色彩には、静けさと温かさが同居しています。 日々の暮らしの中に自然の情景を取り込むような、柔らかな存在感のうつわです。
『葵月』という展示名のもとに集った三者三様の表現を、ぜひオンラインでもご堪能ください。
<後藤奈々 / Nana Goto>
1982年 新潟生まれ
2005年 京都府立陶工高等技術専門校成形科修了 / 茨城県笠間焼窯元・桧佐陶工房に勤務
2008年 新潟に戻り、築窯
@nanagoto7 | #後藤奈々
<泉澤千景 / Chihiro Izumisawa>
1993年 岡山県生まれ
2015年 東京ガラス工芸研究所 応用科卒業
2015~2025年 HALI`S GlassArtStudio 入社
2023年 武蔵野美術大学 造形学科 工芸工業デザイン学部 修了
2025年 長野県富士見町に個人工房を構える
@izumisawa_glass | #泉澤千景
<降幡未来 / Miki Furuhata>
1987年 長野県生まれ
2011年 京都造形芸術大学 染織テキスタイルコース卒業
2017年 多治見市陶磁器意匠研究所 卒業
2019年 長野県へ拠点を移す
@miki_furuhata | #降幡未来