
写真は新たにご紹介する「sen-studio」喜多川千優さんの作品です。
香川県を拠点に、「自然と共に生きる」をテーマに木工旋盤を用い、木の個性や風合いを活かした制作を続けられています。
木目そのものの美しさを引き出した作品からは、ひとつひとつ丁寧に木と向き合って作られているのが伝わってきます。
今回は少量の入荷ではありますが、大ぶりの作品も届いており、見応えがあります。
手触りも心地よく、ぜひ実際にご覧いただければと思います。
本日も12:00〜18:00でお待ちしております。
<喜多川千優 / Chiyou Kitagawa>
1999年 香川県高松市出身
2018年 香川県立高松工芸高等学校 工芸科 卒業
2020年 岐阜県高山市にて木工を学ぶ
2021年 「sen-studio」を設立

今月は今までの展示会の作品や新着の作品などを合わせた常設展示にて営業いたします。
写真は比嘉奈津子さんの作品。
金彩を施した波形の小鉢です。
常設でも少量のみですが展示しております。
こちらは店舗販売のみになります。
その他にも様々な作家の作品が並んでおりますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
<ENTRO glass studio 比嘉奈津子 / Natsuko Higa>
1982年 沖縄県名護市生まれ
2004年 倉敷芸術科学大学工芸学科ガラスコース卒業
2010年 神奈川県の伊藤賢治氏に師事
2014年 沖縄県名護市にて「ENTRO glass studio」設立

色と色、かたちと質感の境目を、まるで光で縫い合わせるように。
キムさんは、フュージングと吹きガラスを組み合わせた独自の技法で制作を行っています。
ひとつひとつのガラス片から色と模様を生み出し、それらを組み合わせて板状に焼成。
さらに吹きガラスで立体へと成形し、サンドブラストでマットな質感に仕上げた後、丹念に磨きをかけて作品が完成します。
色面が重なり合う様や、光を透かしたときの美しさは、韓国の伝統的な布細工「ポジャギ」を思わせる趣もあります。 ガラスという素材から生まれるやわらかな色彩の重なりと繊細な表情をどうぞご覧ください。
<キムドンヒ 金東希 / Donghee Kim>
1989年 韓国晶原市生まれ
2014年 神戸芸術工科大学 卒業 / 武蔵野美術大学大学院 入学
2016年 武蔵野美術大学大学院 卒業 / 富山ガラス工房 所属
2021年 埼玉県にて工房を構える
@donghee.glass | #キムドンヒ #金東希 #dongheekim

今月の展示会は5/24(土)からの船串篤司さん個展です。
船串さんは過去二度、展示に参加していただいておりますが、個展は今回が初めてになります。
昨日こちらの作品を一足先にお送りいただきました。
船串さんのうつわはモダンなデザインが印象的ですが、使ってみることでより本質的な魅力を感じれます。
うつわの持つしっかりととした強さは底堅く、様々な食材や料理を引き立てます。
こういった感覚はなかなか文章では伝わりにくいところもございますので、ぜひ実物を生活に取り入れてお試しいただきたいです。
【船串篤司 個展 『solidity』】
2025/05/24(土) ~ 6/01(日)
平日 12:00~18:00
土日祝 11:00~18:00
休業日 | 5/27(火), 5/28(水)
<船串篤司 / Atsushi Funakushi>
1979年 茨城県水戸市生まれ
2003年 酒井茂樹氏に師事
2008年 茨城県窯業指導所 釉薬1科修了
2009年 笠間市にて独立

写真1〜3枚目は荒川蓮太郎さんの茶盤。
焼き付けたような漆の質感や、荒々しくも静けさを帯びた景色が印象的な作品です。
盃や茶器をのせる所作にも自然と気持ちが向くような、不思議な存在感があります。
写真4,5枚目は大橋睦さんの作品。
無釉の粉引や灰釉のシリーズが並んでおります。
その他にも新着の藤丸枝里子さんの作品や、先日のマルシェにお持ちした作品の一部も店頭にてご紹介中です。
今日は12:00〜18:00で営業いたします。
よろしくお願いします。
<荒川蓮太郎 / Rentaro Arakawa>
1983年 東京都立川市生まれ
1988年 静岡県南伊豆町へ移住
1997年〜2012年 バンド活動でベースや作曲を担当、各地へ旅に出る
2012年 昭島市にて工房を設立、独学で木工をはじめる
2016年 古物の使い込まれた漆器に出会い漆をはじめる
<大橋睦 / Mutsumi Ohashi>
1971年 生まれ
1994年 在学中より陶芸を始める
1995年 中央大学法学部卒
1996年 増穂登り窯勤務
2003年 山梨県武川町に穴窯築窯、工房を構える