藤田さんの作品は金属の質感を大切にしつつも、他の素材で作られているように感じる複雑な表情を持っています。
今回は真鍮を中心に、鉄の作品や新作の花器などもございます。
鷲塚貴紀さんは、瑞々しく美麗なガラスのうつわを作られています。
端正なフォルムと淡く透明な色味から感じるように、徹底したイズムを感じるデザインです。
人間は太古より「火」と「水」を使うことで、金属やガラスを加工してきました。
工芸作家は素材を様々な形に変化させることができます。
それはまるで自然界と人間界をつなぐ魔術のようです。
2人の作家による素材へのアプローチをぜひご覧いただきたいです。
こちらよりどうぞ
<藤田永子 / Nagako Fujita>
1989年 栃木県生まれ
2016年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 鍛金 卒業
2018年 東京藝術大学 美術研究科 工芸専攻 鍛金分野 修了
@nagako_fujita
<鷲塚貴紀 / Takanori Washizuka>
1971年 富山県射水市生まれ
1994年 大阪芸術大学芸術学部卒業
2000年 The surrey institute art and design university 3Ddesign 修了 / 富山市ガラス工芸センタ-勤務
2004年 「glass crafts room」設立
2016年 「WASHIZUKA GLASS STUDIO」に屋号を変更
@washizuka_glass_studio