石井さんは呉須を使った染め付けのうつわを主に制作されています。
古典的な唐草模様を抽象化した『花唐草』模様は、主張しすぎない絵付けのモダンさと、手描きならではの柔らかさ・可愛らしさを兼ね備えた石井さんならではのデザインです。
青みがかった生地には細かな貫入が入り、長い時間をかけて変化していったうつわの様な存在感があります。
こういった細部のテクスチャーへのこだわりや、絵のバランス感覚はお料理を盛ったときにこそ石井さんの細かな気配りを感じれます。
石井さんの地元は染め付けで有名な『砥部焼』の産地でしたが、そのエッセンスを引き継ぎながら、より軽く現代的で使いやすい作品たちです。
本日5/19の19時から販売開始です。
プロフィールのリンクからどうぞ。
<石井桃子 / Momoko Ishii>
2011年 佐賀県有田窯業大学 絵付科 卒業
2010年 愛媛県 梅山窯 勤務
2014年 京都府立陶工高等技術専門校 総合コース 修了
2016年 愛媛県松山市にて独立