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能作 NOUSAKU

能作 NOUSAKU

 富山県高岡市は慶長14年(1609)、加賀藩主の前田利長が “高岡”の町を開いたことを機に、“商工業の町”としての発展を遂げることになりました。開町から2年後の慶長16年、前田利長は現在の金屋町に7人の鋳物師(いもじ)を招きました。これが高岡銅器の長い歴史の始まりです。株式会社 能作は大正5年(1916)、この高岡の地に400年伝わる鋳造技術を用いて仏具製造を開始しました。鋳造とは、溶かした金属を型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法をいいます。能作の錫は純度100%。錫は金、銀に次ぐ高価な金属で、抗菌作用が強く金属アレルギーにもなりにくい素材です。錫の器に入れた水は腐らない。お酒がまろやかになる。と古くから多くの酒器や茶器に使われてきました。通常の錫製品は硬度を持たせるために他の金属を混ぜますが、能作は純錫製です。そのため柔らかく、形状や厚みにもよりますが、容易に曲げることができます。