
本日は信楽にて作陶されている奥田誠二さんの作品をご紹介します。

信楽の粗土の上に、たっぷりとオリジナルの釉薬がかけられた味わい深い「黒」が特徴的なの片口です。

灰褐色の釉薬が熱で溶けて、流れた筋の間から覗く荒々しい土肌が美しいコントラストを醸しだしています。

大きめなので酒器としてはもちろん、蕎麦つゆの注器や小鉢としてもお使いいただけます。
奥田誠二「鼠灰釉片口鉢」
■サイズ 160mm × 120mm × 高さ 75mm

以前紹介しました、織部を中心に作陶している山本一仁さんの作品をご紹介します。

たわみ鉢と同じ、とても深みのある藍釉が、ざらつきのある土を覆っています。

豪快なデザインが特徴的なこちらですが、高台付きで安定感もある上、取っ手も持ちやすいので非常に使いやすいです。
弓立窯 山本 一仁 「藍釉 くり抜き高台マグ」
■サイズ 80mm × 125mm × 高さ 80mm

以前ご紹介しました白水窯、木山 拓さんの他の作品をご紹介します。

木山さんのこちらのシリーズは、青瓷の青の色「雨過天青」を表しています。

雨上がりの雲の去った天の青さ、その景色を想わせる味わい深い作品です。

青瓷三つ葉皿 ■サイズ 直径 160mm × 高さ 50mm
埼玉県小川町で、織部を中心に作陶されている山本一仁さんの作品をご紹介します。

深い海を思わせるような色の藍釉のたわみ鉢です。 粒子の粗い陶土を用い、凹凸のある肌触りと、ろくろ引き後にたわませた流線形のフォルムは、大胆で躍動感を感じれる一枚です。

名称は「パスタ皿」ですが、四本足の高台があるカタチなので、盛皿などにも活躍します。弓立窯 山本 一仁 「藍釉 パスタ皿」
■サイズ 250mm × 235mm × 高さ 70mm

本日は白水窯、木山 拓さんの作品をご紹介します。
木山さんは福岡県春日市の白水ヶ丘で主に青磁を作陶されています。

幾重にも重なる氷のように美しい貫入は、『氷裂紋』と良い、素地と釉薬の収縮率の差によって作り出されます。
木山さんは釉薬を何日かに分けて吹き付けており、釉薬層に厚みを持たせて独自の発色を生み出してます。

水晶の六角柱のような、鉱石を纏った器は観ている人を癒してくれるような一品です。

木山 拓 氷華瓷七寸皿
■サイズ 直径 205mm × 高さ 30mm