陶芸の街、益子にて作陶されている陶芸家の田代倫章さん・鈴木宏美さん。
田代さんの作品は、シャープなフォルムの凛とした佇まいとモノトーンを中心とした落ち着いた色味が魅力です。
鈴木さんは大らかさを感じる形状、水彩画のような淡く繊細優しい色を纏う美しい作品を作られています。
柔と剛、内と外、有色と無色。
2人の作品からは対極の印象を受けやすいですが、実は各々の1人の作品自体にもその両儀性が内包されています。
作品を通して、陶器の持つ有機的な事象をお楽しみください。
<田代倫章 / Toshifumi Tashiro>
1979年 宮崎生まれ
2002年 奈良芸術短期大学陶芸専攻科卒業 益子で今城誠一氏に師事する
2007年 益子にて独立
@toshifumitashiro | #田代倫章
<鈴木宏美 / Hiromi Suzuki>
1980年 東京生まれ、横浜で育つ
2003年 明治学院大学国際学部国際学科卒業
2004年 笠間の桧佐陶工房に勤務
2006年 笠間窯業指導所・成形1科を修了
2009年 益子に移り作陶
@suzuki_hiromi8 | #鈴木宏美
様々な種類の作品が並んでおります。
まだまだ暑い日が続くので爽やかなお二人の作品をぜひご覧ください。
<村井大介 / Daisuke Murai>
1979年 三重県松阪市生まれ
2009年 名古屋市の借家で陶芸を始める
2012年 愛知県立瀬戸窯業高校 セラミック陶芸専攻科 修了
2014年 愛知県瀬戸市に自宅兼工房を構える
@muraidaiske | #村井大介
<白井渚 / Nagisa Shirai>
1991年 栃木県生まれ
2017年 愛知県立瀬戸窯業高校 専攻科 修了
2019年 瀬戸市新世紀工芸館 修了
2022年 金沢卯辰山工芸工房 修了
@nagisa_shirai | #白井渚 #シライナギサ
愛知県瀬戸市で作陶されている村井大介さん。
凛とした佇まいのスタイリッシュな作品は、釉薬や化粧土、銀彩などの技法を駆使されていますが、そのどれもが静かな美しさを秘めています。
白井渚さんは石川県金沢市を拠点に作陶されています。
「墨流し」という技法使ってつくられる印象的な柄は水墨画を彷彿とさせます。
白と黒が織り成す流麗な世界に浸れる作品です。
どちらも磁器土を使っていることもあり、どこか共通の美しさを感じる2人。
真夏の夜に光る月のような風情をお届けいたします。
<村井大介 / Daisuke Murai>
1979年 三重県松阪市生まれ
2009年 名古屋市の借家で陶芸を始める
2012年 愛知県立瀬戸窯業高校 セラミック陶芸専攻科 修了
2014年 愛知県瀬戸市に自宅兼工房を構える
@muraidaiske | #村井大介
<白井渚 / Nagisa Shirai>
1991年 栃木県生まれ
2017年 愛知県立瀬戸窯業高校 専攻科 修了
2019年 瀬戸市新世紀工芸館 修了
2022年 金沢卯辰山工芸工房 修了
@nagisa_shirai | #白井渚 #シライナギサ
黒〜濃い灰色の山田さんのうつわは合わせるものを選ばずに様々な食卓で役立ちます。
本当に水やお酒が美味しくなるのでぜひお試しください。
新作の花器やオブジェもご覧いただきたいです。
8/31までになります。
<山田睦美 / Mutsumi Yamada>
1976年 石川県珠洲市生まれ
2004年 珠洲焼を始める
現在、石川県珠洲市にて制作
@mutsumi._yamada / #山田睦美
石川県珠洲市にて制作をされている陶芸家の山田睦美さん。
奥能登珠洲の地では中世より「珠洲焼」が隆盛を誇るも、戦国時代に終然と姿を消しました。
そして近年、約400年の時を経て珠洲の地に蘇ります。
山田さんの作品は、黒灰色でざらっとした手ざわりの珠洲焼の特徴を活かしつつ、モダンなフォルムと普段使いしやすい軽さ、白化粧を施したユニークなデザインなど他の類をみないものばかりです。
珠洲焼は釉薬を掛けずに高温で焼き締る焼き物です。
水を浄化する作用があり、花入れは花が枯れにくく、酒器はお酒を美味しくすると言われています。
山田さんが生み出す現代の「珠洲焼」をこの機会に生活に取り入れていただきたいです。
たくさんの作品がございますので、ぜひご覧ください。
<山田睦美 / Mutsumi Yamada>
1976年 石川県珠洲市生まれ
2004年 珠洲焼を始める
現在、石川県珠洲市にて制作
@mutsumi._yamada / #山田睦美