2/9(土)からは益子にてご夫婦で作陶されている、吉田丈さんと樋口早苗さんの2人展を行います。
吉田さんは鮮やかなトルコ釉、優しい色味の白マット釉、そしてブロンズ釉と黒泥を使った金色のニュアンスのある黒、この3色を貴重とし、独自のフォルム・装飾のうつわを作られています。
樋口さんはモザイクのような細かな模様が印象的で、脚付きのうつわや蓋物などのカタチの作品がたくさんあるところも面白いです。
作風はそれぞれですが、どこかオリエンタルな共通性を感じるうつわたちがとても魅力的なお二人です。
今回の展示初日には人気のゴブレットやカップと、今話題の『インドワイン』と本場のスパイスを使用した『チャイ』を組み合わせたイベントを開催いたします。
異国情緒あふれる体験をご提供したいと思いますので、ぜひお気軽にご参加ください。
【吉田丈・樋口早苗 展】
2019.2.9(Sat.)〜2.24.(Sun.)
平日 12:00〜18:00 / 土日祝 11:00〜18:00
定休日 火曜・水曜
◆作家在廊予定日 2.9(Sat.)※樋口さんのみ
<吉田さん・樋口さんのうつわで『インドワイン』と『チャイ』を楽しむ会>
2.9(土) 18:00〜
お一人様 ¥800
※ワイン、チャイ、軽食つき
※インドワインの即売会も同時開催
※お申込みはDM、メール、お電話よりお受けいたします。
今回はKeiさんのうつわに何か料理と合わせたご提案をしたいと考えており、
押し寿司デザイナーの木村文香さんにお声がけさせていただきました。
木村さんはテキスタイルのデザイナーであり、華やかで斬新な押し寿司をつくられている方です。
インスタでプレート皿に押し寿司を盛り付けているのをみていて、Keiさんのうつわにピッタリだなと前々から考えていて木村さんにご相談したところ、彼女もプレートを探しているようでしたので良い引き合わせにできればと、今回のテーマを決めました。
撮影の際に木村さんのお寿司をいただいたのですが、綺麗さはもちろんですが本当に美味しかったです!
見た目の味わいだけではなく、押し寿司のスタイルに合うような食材の組み合わせが考えられていて、美味しさに対しての探究心も感じれて嬉しい気持ちになりました。
展示会初日の12日には押し寿司のお食事会、
翌日の13日は木村さんの押し寿司ワークショップを行います。
ぜひ、Keiさんのプレートとの組み合わせを味わっていただきたいです。
<Keicondoさんのうつわで楽しむ“押し寿司”イベント>
■お食事会 ¥1,800
1.12(土) 18:30〜
■ワークショップ ¥5,000
1.13(日) 11:00〜 / 15:00〜
※お申込みはDM、メール、お電話よりお受けいたします。
info@maholo.net
【Keicondo 展】
2019.1.12(Sat.)〜1.20.(Sun.)
平日 12:00〜18:00 / 土日祝 11:00〜18:00
定休日 火曜・水曜

新年1月は笠間で作陶されている Keicondo さんの個展を行います。
今回は押し寿司デザイナーの木村文香さん( fuu.fuu.fuu )をお招きし、Keiさんのうつわに合わせた押し寿司を作っていただきました。
当日もお食事会・ワークショップも行います。詳しい情報などは追ってご紹介させていただきたいと思います。
◎DMもお送りできますので、ご所望される方はお気軽にご連絡ください。
【Keicondo 展】
2019.1.12(Sat.)〜1.20.(Sun.)
平日 12:00〜18:00 / 土日祝 11:00〜18:00
定休日 火曜・水曜
<Keicondoさんのうつわで楽しむ“押し寿司”イベント>
■お食事会 ¥1,800
1.12(土) 18:30〜
■ワークショップ ¥5,000
1.13(日) 11:00〜 / 15:00〜
※お申込みはDM、メール、お電話よりお受けいたします。
info@maholo.net

岩田智子さんの個展にいってまいりました。

定番の花器のラインナップの他に、小鉢など日常使いに良さそうな形状のものなど様々な作品が多く揃い、岩田さんの世界観を堪能できる展示でした。

アジサイを生ける上野さんにも前々からお会いしたかったので、今回お話できて嬉しかったです。
IN MY BASKETさんにて。

先日、ジョルジュ・ブラックの「メタモルフォーシス」のシリーズを観に行きました。
ブラックのキュビスムの絵画は何枚もみて来ておりましたが、今回は晩年のジュエリーや陶磁器といった立体物の展示。ブラックがそういったものをつくっていたことを知らなかったのでとても興味がありました。
メタモルフォーシスというタイトルのもと、絵画としての平面的なモチーフが同じ意匠とバックボーンをもちながら、陶器、ジュエリー、ガラス、タペストリーと素材を変えて何度も登場するのは、呪術的な強い意思を感じさせられます。ギリシャ神話の神々をブラック独自の表現されたモチーフが余計にその思わせるのかもしれません。

アーティストとして自身のアイコンを持ち、繰り返し使用することは非常有効な手段ですが、マテリアルを変容させつつ行っていくスタイルとしては、ブラックはなかなかの先駆者かもしれません。
少し話が変わるのですが、このモチーフを繰り返し変容させ、アクセサリーやアートピースに落とし込んで作品をつくる共通のスタイルを持つアーティストにベルギーのクリストフ・コパン(CHIRISTPHE COPPENS)を思い出しました。
コパンは以前は帽子を中心としたファッションデザイナーでしたが、毎度発表されるアイテムは非常に個性的かつ手の込んだアイテムばかりでした。彼は数年前よりデザイナーを辞め、アーティストとしての活動を始めました。

もちろん美術品としての作品も好きなのですが、私はどうしてもアクセサリーやストールなど用途がある中にアートが詰め込まれた、ブランド時代のコレクションが好きで未だに蒐集しております。
ブラックもジュエリーやタペストリーなどを制作したいとした際、絵画の世界からは格下の仕事として見なされたらしいのですが、最終的にはフランス文化大臣のアンドレ・マルローが「ブラック芸術の最高峰」と絶賛されています。
これはジュエリークリエイターのエゲル・ド・ルレンフェルドなどとの共同制作をすることで新たなインスピレーションをお互いに与えあうことで生まれたコラボレーションの産物です。
日本の茶道具や武具などにもあるように、あえて用途や様式という制約を設け、その枠内ギリギリまでの独創性を持ったプロダクト。この考え方は現代の生活にアートを取り入れるヒントのひとつかなと思いました。
パナソニック汐留ミュージカルで6/24まで。