藤田永子 茶盤 錫引き 角 B
金属を金鎚で叩いて変形させる「鍛金」という技法を用い、テーブルウェアやインテリア、装身具などの「暮らしの道具」を作られている藤田永子さん。
主に銅、真鍮、錫などを使った作品は、フォルムや加工方法、テクスチャーなど細部までこだわり抜いた、一つ一つ時間をかけて作られた世界観のあるうつわです。
オブジェや茶器などのも作られる藤田さんですが、「生活の中に取り込みやすい金属作品、そして金属のあるライフスタイル」を提案していることから、現代的な作品が多いのも特徴です。
金属はうつわは日本では馴染みが薄いですが、歴史の中では多く登場しており、海外の国々では普段遣いに今も使い続けられています。
藤田さん金工作品は、自然な形で食卓やインテリアに加えることのできるうつわです。
陶磁器やガラスとも違った素材である金属は、日々の生活に新しいインスピレーションを与えてくれます。
■サイズ:縦 21cm 横 21cm 高さ 1.5cm
■重量:約 860g
■素材:銅 / 錫引き
■電子レンジ:× / 食洗器:× / オーブン:×
*ひとつひとつ手づくりのため、サイズ・色・柄・重量に多少の個体差があります。
【取り扱いとお手入れについて】
・『真鍮』や『錫引』『錫変わり引』は食べ物を載せても問題なくご使用いただけます。
・『銅』の注器は直接火にかけられます。内側に『錫』が使わているので空焚きはお控えください。
・金属のお手入れ方法などについての取扱説明書を同梱いたします。
・その他ご不明点などはお問い合わせください。
●藤田さんからのメッセージ●
金属に起こる経年変化は、あまり一般的に馴染みが薄いように思います。
「錆び」というと悪いものとして捉える方が多いですが、金属の経年変化が持つ魅力です。
硫化仕上げのやり直し、蜜蝋コーティングのやり直しは有償ではございますが承ります。
<藤田永子 / Nagko Fujita>
1989年 栃木県生まれ
2016年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 鍛金 卒業
2018年 東京藝術大学 美術研究科 工芸専攻 鍛金分野 修了
現在、神奈川県のアトリエにて制作





















































































































