原光弘 ドレッシングポット
大阪のガラス作家,原光弘さんのドレッシングポットです。
透明なガラスの曲面に現れる光の屈折が、波のようなラインのガラス器です。
吹きガラスで作られたとは思えないような、斬新なフォルムで、オシャレな取っ手は縁の一部を熱いうちにハサミで切り取り引き伸ばしねじりを加え、そのまま取り付けていると思われます。
この豊かな発想と技術は、原さんならではの優れた感性を物語るものです。
また、常に機能美を追及する原さんは、注ぎ口の水切れが良いように細心の注意を払われていて、ドレッシングを使ったときにもテーブルが汚れるという心配はありません。
■サイズ:70mm × 125mm × 高さ 140mm(約80ml)
■重量:300g
■質感:ツルツルしています。
*ひとつひとつ手づくりのため、サイズ・色・重量に若干の個体差があります。あらかじめご了承ください。
<原光弘 / Mitsuhiro Hara>
原さんは「食卓で使う飽きのこないシンプルなうつわ」をコンセプトに作られていますが、シンプルすぎると逆に使いにくくなるという観点から柔らかな曲線のラインややや厚みのある温かみのある作品に仕上げてます。
自然なカーブのうつわはとても手に馴染んで持ちやすく、光があたると美しく輝きます。
1981年 大阪府立今宮工業高校卒業
1987年 ザ・グラス・スタジオ・イン・オタル入社 / ガラス工芸の第一人者である浅原千代治氏に師事
1998年 大阪府岸和田市に「グラスアート夢屋」築窯
銀座三越、阪急うめだ本店などの百貨店や、丸善日本橋、 また新宿、銀座の画廊など多数の個展を開催